吹奏楽クリニックin長浜
山岡記念財団は、8月18日に滋賀県長浜市にて「吹奏楽クリニック in 長浜」を開催しました。

本事業は、プロの音楽家である大阪フィルハーモニー交響楽団楽員の方々およびソロでご活躍の方々や、世界的に活躍されている指揮者・寺岡清高氏を招き、楽器の奏法や表現法をご指導頂くことで、参加者に幅広い音楽性や表現力豊かな音楽づくりを学んでいただくものです。
滋賀県に在住または在学の中高校生を中心に、一般公募を通じて参加者を募集し、39名の方が参加されました。
長浜市最大のホールである「浅井文化ホール」において、午前中は参加者の皆さんが楽器ごとに分かれてレッスンを受け、演奏法や表現力について学びました。レッスンでは、楽器の持ち方や美しい音色の出し方など、基礎的な内容から丁寧な指導が行われました。その後は、課題曲「春の猟犬」の練習を楽器別に実施しました。楽器によってはマンツーマンでの指導も行われ、講師の先生からの助言を少しでも演奏に生かそうと、一生懸命に取り組む参加者の姿が印象的でした。
午後は合奏形式で世界的指揮者であるマエストロ寺岡清高による課題曲のレッスンと通し演奏が行われました。
レッスン中、参加者たちは曲の演奏方法に関する説明に熱心に耳を傾け、マエストロの助言を少しでも吸収しようと懸命にメモを取っていました。なかには、他の楽器への指導が行われている間にも、自身のパートの指遣いを真剣に確認しながら練習する参加者の姿もありました。マエストロは演奏技法だけでなく、他の楽器との調和を意識した指導も行いました。
参加者の演奏経験は2か月から15年までと幅広く、中学生から社会人までさまざまなバックグラウンドを持つ方々が集まりました。それぞれ異なる経験や個性を持ちながらも、一人ひとりが豊かな表現力を発揮し、レッスン後には、この日初めて合奏したとは思えないほど、息の合った迫力ある演奏が披露されました。
参加者からのアンケート回答には、「自分が苦手としていたことや、合奏や練習に対する考え方が変わった」「吹奏楽の楽しさを改めて実感し、これからも上達を目指して練習に励もうと思った」といった感想が寄せられました。また、「参加するたびに新たな学びがある」「プロの演奏家から直接指導を受けられる貴重な機会だった」といった声もあり、今回の参加者の100%が来年以降もクリニックに参加したいと回答しました。継続開催を望む声が多く寄せられ、満足度の高いイベントとなりました。
山岡記念財団は、人の可能性を信じ育てるヤンマーの文化「HANASAKA(ハナサカ)」の価値観のもと、これからも次世代を担う若者の音楽活動をはじめ、学術・文化活動をサポートしていきます。

