2024年度 賛助会員年次総会・懇親会
6月6日、山岡記念財団が主催する「2024年度 賛助会員年次総会・懇親会」が大阪市内にて開催されました。
年次総会は、法人・個人会員の皆様に、山岡記念財団の設立趣旨や目的、日ごろの事業活動を改めて説明し、財団の活動に対する理解を深めていただくことを目的に年に一度開催されています。
冒頭、山岡記念財団 山岡理事長より挨拶があり、財団設立当初から続けてきた吹奏楽部公開レッスンコンサートや、科学技術講演会などの財団の活動が『ひとを、未来を、咲かせる』ヤンマーグループ全体で取り組んでいる「HANASAKA(ハナサカ)」の一環である旨も述べられました。その後、山岡記念財団 雪野常務理事より昨年度の事業報告および今年度の事業計画について説明がありました。総会後半には、ドイツの伝統的な弦楽器であるツィターの演奏者・作曲家であるヴィリー・フーバー氏より、「ツィターの発展と歴史」に関する講演が行われました。講演後には、スペシャルコンサートが催され、フーバー氏と大阪フィルハーモニー交響楽団メンバーによる、ツィターとのアンサンブルが披露されました。ドイツでは馴染みのある曲が演奏され、映画「サウンド オブ ミュージック」のドレミの歌では、リズミカルな曲調に合わせ、足踏みをして曲を堪能される方もいるほど、和やかな時間となりました。
総会後の休憩時間では、引き続きフーバー氏によるツィターの単独演奏がなされ、会員の皆様はツィターの音色を楽しみながら、会員様同士の交流を深める機会となりました。
懇親会では、長浜市教育委員会 織田教育長より乾杯の挨拶をいただき、山岡記念財団が長浜市で開催しているプロの演奏家が吹奏楽部生へレッスンを行うイベント「楽器クリニック」に対する御礼をいただきました。また、懇親会終盤では、山岡記念財団 監事でもあるヤンマーホールディングス株式会社 浜口取締役より次世代の人たちの可能性を育むための活動として今後も展開していきたいと閉会の挨拶があり、和気あいあいとした雰囲気で閉会しました。