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第4回科学技術講演会

山岡記念財団が主催する「第4回科学技術講演会」が3月24日京都大学にて開催されました。今年はコロナ禍により会場参加者数を最小限とし、オンラインから多くご参加いただき、国内外総勢177名の聴衆者の方が参加されました。

現在、地球規模で問題になっている「温暖化現象」と「食料」問題に関連して、持続可能な社会の形成に向けた食と農業のあり方について先進しているドイツと日本の研究者による講演が行われました。
会場・オンライン両方の聴衆者からいただいた沢山の質問を基に、発表者と聴衆者との間で積極的な意見交換が展開され、大変有意義な講演会となりました。

左:国立研究開発法人 国際農林水産業研究センター 生物資源・利用領域 主任研究員
国立大学法人 筑波大学 生命環境系 教授
藤田 泰成 氏

右:栽培作物研究所 常務理事
ホーヘンハイム大学 植物性作物及びブドウ栽培品質講座 教授
クリスティアン ツェルプ 氏

総合討論では、藤田氏、ツェルプ氏の講演者2名に加えて、ヤンマー学生懸賞論文で大賞を受賞された金沢大学の松村氏、ケニア出身の京都大学博士課程に在学されているAbamba氏 2名の学生をお迎えいたしました。「地球温暖化に対する植物栽培の対応策」というテーマに基づき論じ合い、日本やドイツ、ケニアと様々なバックグラウンドを持った方々により、活発な討論の場となりました。

<総合討論の様子>

ご参加いただいた方々からのアンケートには、「この講演会を通して、農業への新しい視点を持つことができた」という感想や、「大変勉強になったので、今後も継続して開催してほしい」といった来年以降の継続開催を望む声を多数いただきました。

プログラム

講演会資料

講演者への質問

当日、オンラインにていただいた質問への講演者からのご回答を掲載しております。