第9回 若者文化シンポジウム
シンポジウム主旨
近年急速に進むグローバル化・情報化により、現代の日本と欧州(ドイツ語圏)の若者文化とライフスタイルは、どのように変化しているのか、また両国の若者文化交流に関して今後いかなる展開が期待されるのかを探ってゆく。
こうした問題を究明するため、日本と欧州(ドイツ語圏)の研究者による若者文化・ライフスタイルの研究調査を助成し、両国の文化交流の核となる研究者の育成を図りながら、シンポジウムや出版物を通じて研究成果を広く公開して、新しい学問分野の開拓をめざす。
社会学的な立場から日本と欧州(ドイツ語圏)の若者文化・ライフスタイルの比較研究を進め、次代の交流を担う研究者の育成を図る。
現代文化が日本と欧州(ドイツ語圏)でどのように受け入れられているかについて、両国での現状認識を、シンポジウム形式で報告する。
シンポジウム概要
テーマ
「歴史が紡ぐ日独の文化」
プログラム
第1部、第2部 助成研究報告
- 櫃割 仁平(ヘルムートシュミット大学ポスドク研究員 / 日本学術振興会海外特別研究員)
テーマ:「日本舞楽鑑賞時の感情的反応に関する日独文化比較研究」 - スティーブン アイビンス(京都大学 准教授)
テーマ:「ドイツと日本における戦後移民の文化的記憶」 - 劉 カイウェン(東京大学大学院 学際情報学府 博士課程)
テーマ:「アートと政治の境界をめぐる交渉: 日独比較」 - ベン メラー(オックスフォード大学博士課程)
テーマ:「日本とドイツの士官学校における反軍国主義と再軍備の共存」 - ジャスミン ルッカ―ト(デュッセルドルフ・ハインリッヒ・ハイネ大学講師、博士課程)
テーマ:「対立から理解へ:日本とドイツの博物館が子どもたちに戦争を教える戦略」
- 開催日時
- 2025年3月12日(水)
シンポジウム 15:00~17:50(受付開始14:30)
交流会 18:00~19:30- ※シンポジウム終了後に近隣レストランで交流会を行います。軽食をご用意しておりますので、お気軽にご参加下さい。シンポジウムのみの参加も可能です。
- 開催場所
- ゲーテ・インスティトゥート・ヴィラ鴨川(京都市)
オンライン(ZOOM)同時開催 - 定員
- 会場30名/オンライン500名
- 参加費
- 無料
- イベントチラシ・ポスター
- イベント告知チラシ(PDFダウンロード)