イベント情報(山岡記念財団主催)

第8回 若者文化シンポジウム

シンポジウム主旨

近年急速に進むグローバル化・情報化により、現代の日本と欧州(ドイツ語圏)の若者文化とライフスタイルは、どのように変化しているのか、また両国の若者文化交流に関して今後いかなる展開が期待されるのかを探ってゆく。
こうした問題を究明するため、日本と欧州(ドイツ語圏)の研究者による若者文化・ライフスタイルの研究調査を助成し、両国の文化交流の核となる研究者の育成を図りながら、シンポジウムや出版物を通じて研究成果を広く公開して、新しい学問分野の開拓をめざす。
社会学的な立場から日本と欧州(ドイツ語圏)の若者文化・ライフスタイルの比較研究を進め、次代の交流を担う研究者の育成を図る。

現代文化が日本と欧州(ドイツ語圏)でどのように受け入れられているかについて、両国での現状認識を、シンポジウム形式で報告する。

シンポジウム概要

テーマ

「国際比較からみる若者のアイデンティティと社会参加」

プログラム

第1部、第2部 助成研究報告

  1. 歌川 光一(聖路加国際大学大学院看護学研究科准教授)
    テーマ:「若者の「趣味(Hobby)」に対する認識の日独比較」
  2. 欧陽 珊珊(立命館大学大学院 先端総合学術研究科 一貫制博士課程5回生)
    テーマ:「障害のある性的少数者」の若者がいかに社会運動に参加しているか ―― 日本とドイツにおけるLGBT運動の比較から」
  3. マルテ シェーネフェルト(ヴッパータール大学 公共安全・危機管理研究所 嘱託研究員兼博士課程)
    テーマ:「青少年の自発的な防災活動への参加 ―― 日本とドイツの比較分析」
  4. アンナ シュラーデ(元関西学院大学准教授)
    テーマ:「ビーガン ―― 我々はできます!ドイツと日本の若者のビーガンライフスタイルの選択」
  5. 山口 遥子(独立行政法人日本学術振興会特別研究員(PD)、早稲田大学・成城大学非常勤講師)
    テーマ:「日本とドイツにおけるリソグラフ文化の現在」
開催日時
2024年3月13日(水)
シンポジウム 16:00~18:45(受付開始15:30)
交流会 18:50~20:00
※シンポジウム終了後に会場で交流会を行います。軽食をご用意しておりますので、お気軽にご参加下さい。シンポジウムのみの参加も可能です。
開催場所
ゲーテ・インスティトゥート・ヴィラ鴨川
〒606-8305京都府京都市左京区吉田河原町19-3
オンライン(ZOOM)同時開催
定員
会場30名/オンライン500名
参加費
無料
イベントチラシ・ポスター
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